1930's American Vintage Jacket(Tailcoat)
- qosmos
- 2月18日
- 読了時間: 2分
全てが言語化できるわけじゃなく
何となく良いという、感覚。
曖昧かもしれませんが
そんな気持ちや感覚を
大切にしたいと感じる一日でした。
本日のご紹介は
ヴィンテージ燕尾服。
















1930's American Vintage Jacket(Tailcoat)
size L
1930年代ヴィンテージジャケット。
古き良き紳士服愛好家には欠かせない
ヴィンテージ燕尾服です。
アメリカ買付の
アメリカンヴィンテージ。
画像の通り
後裾の裏地のスレや
全体に小さなスレもあり
色の違うボタンもありますが
あえてそのままにしています。
90年前という経年を考慮しても
良きコンディションでしょう。
"DEC 21 1934"の表記が入り
1934年12月21日の日付が
記されています。
サイズ表記は無く
試着したサイズ感ではLですが
計測では試着したサイズ感よりも
小さな数字が出ています。
この時代のジャケットは
立体的なシルエットが多く
直線計測では限界があるのでしょう。
実際のご試着を推奨します。
ラペルの織りは
畝が魅力的に入るグログラン。
燕尾服は夜の正装。
正式には
白のドレスシャツに
白のベスト、白のタイを合わせます。

1920-1930' s Poster Art
上記の画像は
正装の黄金期であった
1920-1930年代のポスターアート。
激エロですね。
この時代は
ヴィンテージ紳士服を語る上では
欠かせない黄金時代。
パワーが違いますよね。
燕尾服に話は戻り
クラシック音楽が好きな方は
ご周知の通り
プロのオーケストラでは
伝統的なスタイルとして
指揮者、奏者ともに着用することが多く
特にヨーロッパの格式ある
演奏会やコンサートなどでは
燕尾服が一般的な正装と
なっているようです。
またジャズでは
特にビッグバンド時代(スウィング期)に
燕尾服を纏って演奏する
ミュージシャンも
多かったようですね。
個人的には
正装というルールが設けられていない時は
自由に燕尾服を着こなすのも
現代ではアリだと考えます。
90年以上の時を超え
現存するヴィンテージ。
経年のロマンが詰まった
佇まいの美しい逸品。


