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映画『ざくろの色 / The Color of Pomegranates(1969)』






The New York Timesより)


"映画『ざくろの色 / The Color of Pomegranates(1969)』"




ヴィンテージウェアだけでなく

音楽、アート、民藝といった

様々なカテゴリーのお話をしてくれる

お客様から


「お勧め映画があります。」


と、紹介していただいた

美しき名作。


ソビエトアルメニア映画であり

セルゲイ・パラジャーノフ監督が紡ぐ

とある詩人の生涯の物語。


「1960年代後半やトライバルアート、

古き良き布が

お好きだと思いますので

映画『ざくろの色』は観たことありますか?

変態ですよ。」


とのご紹介でした。


定点で撮影されたその画は

映像というより

まるで"動"を加えた絵画のよう。


人物達のセリフも表情も無く

宗教画のように

常に正面から映し出され

圧倒的な色彩に包まれていく。


そして

余韻を残しながら流れる音。


フィルム映画の良さも勿論あり

デジタルのように細部まで見え過ぎない

モヤっとした粒子感や

赤でも、ただ赤だと

一言で言い表せない色合いも

質感ヲタクとしても最高です。


ネットにあるトレーラーの多くは

本編には無い音を

付け加えている物が多いようなので

是非とも本編で楽しんで欲しい名作。






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