フォーマルの"狭義"と"広義"を勝手に考える
- qosmos
- 2月23日
- 読了時間: 2分
ヴィンテージスーツや
ヴィンテージジャケットを取り扱っている以上
お買い物のご相談の中で
フォーマルという言葉が
よく出てきます。
しかしながら
フォーマルという言葉の受け取り方が
両者間でズレてくる場合があり
僕の頭の中の整理の為にも
原因をまとめてみました。
これには
『狭義』と『広義』の
意味合いがあると推測します。
【狭義のフォーマル】
狭義では
「フォーマル」は厳格な礼儀や
儀式に適した装いや態度を指します。
例えば
結婚式の披露宴、葬儀、公式なレセプションなどの場面。
具体的には
男性ならタキシードやモーニングコート、
女性ならロングドレスが該当します。
男性: タキシード、モーニングコート、燕尾服
女性: ロングドレス、イブニングドレス
明確なルールがあり、
個人の自由度が少ないのが特徴。
伝統や慣習に基づいて
服装が規定されています。
【広義のフォーマル】
広義では
「フォーマル」は「きちんとした」
または「公式な」という意味を持ち
カジュアルでない装いや態度全般を指します。
ビジネスシーンやレストラン会食、
学校の式典、結婚式の二次会など
一定の格式を求められる場面で使用されます。
男性: スーツ、ネクタイ、革靴
女性: ワンピース、スーツ、パンプス
特徴としては
場面に応じた柔軟性があります。
「礼儀正しさ」や「品位」を
意識したスタイルですね。
このような意味合いの幅から
お客様と僕との会話の中で
スタイリングを絞り
どこのカテゴリーなのかを把握します。
すると
そのカテゴリーのルールを知ることが出来るので
ここでようやく"外し"といった
遊び心や個性を加えることが可能に。
そうそう
ここでもう一つ。
先ずは
主催者(ホスト)なのか招待客なのか。
招待客であれば
主催者側の意向や趣向も大切。
次に
他の招待客の趣向と傾向ですね。
次の次に、余裕があれば
会場の趣でしょうか。
これらに合わせて
個性を出すと
ファッションを通してのコミュニケーションが
非常に、異常に、尋常ではないほどに
盛り上がります。
結果、
バキバキなヴィンテージスタイルへと
仕上がっていきます。
結果の結果、
愛好家達は多くの場面を着飾りたい為
膨大な蒐集品、
コレクションを保有することになり
にんまりしています。
愛すべき変態ですね。
さて今日も
バキバキにヴィンテージを楽しみましょうか。