1970-1980s "Pierre Cardin" Vintage Suit
- qosmos
- 3 日前
- 読了時間: 2分
11月、12月とヴィンテージスーツを
着用する予定ですので
新しく新調したい。
昨年からウールスーツが
個人的な気分であり
柔らかなウールから
しっかりとしたウールまで
冬だからこそ堪能したいと、実感。
まさに冬の入口。恒例行事。
本日のご紹介は
ヴィンテージウールスーツ。


















1970-1980s "Pierre Cardin" Vintage Suit
size US36/W27.5
1970〜1980年代"ピエールカルダン"ヴィンテージスーツ。
良きコンディション。
サイズ表記タグは無く
ジャケットがUS36
スラックスがW27.5ほど。
ピエールカルダンは
ディオールで学んだ後
自身のブランドを設立した
フランスの巨匠デザイナー。
特に60〜70年代にかけ
前衛的な『スペースエイジ』を打ち出し
モード界を激震させます。
60-70年代好きであれば
金字塔的な存在。
こちらは
PARIS-NEW YORK表記が入り
カルダンが北米市場向けに
製作した一着です。
フレンチモードながらも
アメリカらしい雰囲気が入り
カルダン特有の
モード&カルチャーが融合する
知的なエレガンスを表現。
素材はウール。
しっかりとした
構築的なシルエットは
アメリカンヴィンテージでは珍しく
フランスの意匠を存分に感じます。
ラペルにはフラワーホール、
ベントは両サイドに深く入るサイドベンツ。
裏地は裾まで入る、総裏地仕立て。
スラックスは股上が深いながらも
裾幅が絞られずにストンと落ち、
ジャケットの長い裾かつ
絞られたウェストと相まり
70年代らしいクラシックバランスを残します。
70年代カルダン黄金期の余韻が
80年代へと流れ込む
色気漂う素晴らしき逸品。


