1960-1970's Deadstock Vintage Shirt
- qosmos
- 5月8日
- 読了時間: 2分
数年前から憧れであった
カメラのヴィンテージレンズの
価格をチェックしましたが
異常な高騰を見せていました。
5-6年前で¥300万でしたが
現在¥700-800万。
恐ろしい世界です。
それでも将来的には
まだまだ値上がりするのでしょう。
そして
【5/9 & 5/10】は
臨時休業となります。
ご了承ください。
それでは本日のご紹介へ。












1960-1970's Deadstock Vintage Shirt
size L
1960〜1970年代ヴィンテージシャツ。
半世紀に亘る保管シワがあり
紙タグも残っていませんが
布の端などを確認すると
まだ水通し(ウォッシュ)のされていない
デッドストック、未使用品。
サイズ表記はL。
ゆったりシルエット。
素材表記は無く
コットン調のテキスタイル。
グラフィックは
アフリカントライバル柄。
布端にREAL JAVA PRINTと入り
元はインドネシア・ジャワ島にルーツを持つ
バティック技法のテキスタイルですが
アフリカへ渡り、アフリカンプリントとして
現地文化に根付き発展していったものです。
見るからに
ヒッピーカルチャー
そしてアフロ&ブラックカルチャーには
堪らないデザイン。
1960年代末、アメリカが宇宙を制した一方で
若者たちは、内なる宇宙を求めていました。
月面着陸、ベトナム戦争、大量消費社会。
そんな外向きの
近代文明に対するカウンターとして
ヒッピーカルチャーが台頭。
精神性、自然回帰、
そして民族的アイデンティティを
求めたムーブメントが
ファッションでも始まります。
当時のヒッピーに
トライバルそのものや
トライバル調のアイテムがあるのは
そのような理由から。
本日のヴィンテージは
そうした時代背景を色濃く映すシャツ。
アフリカンテキスタイルを用い
アメリカンメーカーが
生産、販売していたであろうモノ。
ジャワ島由来の染色文化が
アフリカを経てアメリカに渡り
カルチャーと融合。
大胆な放射状の円模様や
サイケデリックに近い色彩構成は
ヒッピーのスピリチュアル志向とも共鳴します。
大きな襟や
レースアップのプルオーバー、
フロントに配された2つのポケットといった
この時代の意匠もお見逃しなく。
現代においても
自由なマインドのヒッピーカルチャーは
夏になると、楽しみたくなる一つ。
年々希少となるヒッピーヴィンテージの
極めてコレクティブな逸品。